副業の可否と副業の可否に関係ない株とFX

副業のできる仕事とできない仕事
副業は本業以外の時間で行うことを前提とするため、本業の業務内容とスケジュール次第で休養のための時間を副業に用いることが多くなります。
体調を崩しかねず、本業に悪影響が及ぶ懸念から、日本では長らく、本業の就業規則で副業を禁止されてきました。
しかし、日本でも就業規則が整備され、長時間労働やサービス残業に代表されるブラックな労働が規制されると共にテレワークの導入が本格化し始めました。
一部業種では本業の負担が軽減され、副業の解禁が進められており、徐々に副業を禁止する就業規則を廃止する企業が増加傾向にあります。
公務員も現在は副業禁止ですが、解禁の動きも見られるなど、日本全体としては副業解禁が進んでいると言えるでしょう。
株やFXは副業禁止でもできる
現在も就業規則で副業を禁じている職業や会社は少なくありません。
公務員も副業解禁の議論が始まったとはいえ、現在のところ、副業は禁じられています。
副業解禁は全ての職業や会社で享受できるわけではありません。
例外的に個人投資は就業規則上、副業に当たりません。
公務員にも禁じられていないため、比較的、容易に始められる個人投資として広く知られています。
株式投資やFX投資など、個人投資を副業とすることはできるでしょう。
ただし、株やFXは副業として行えるとは言っても、あくまで投資であって労働の対価に賃金を得る一般的な意味での労働の延長線上にある本業や副業とは異なります。
投資に失敗してしまうと、利益を得られない点はご留意ください。